2024/05/22
九重から降って道の駅阿蘇で車中泊
やはりあまり眠れなかった翌日は
仙酔峡から阿蘇山に登った
駐車場で身支度して歩き始める
最初は階段
続いて草の間を抜ける道
それから岩だらけの急登が長く続く
岩に黄色のペンキのマークを辿る
意外と浮いてる石は少ない
手も使うほどの岩場もない
急だけどゆっくり歩けば普通に登れる
登りやすい道だった
尾根道に出会ってからは景色が一変する
高岳東峰の南斜面はミヤマキリシマの花が咲き並び
山肌をピンク色に染める
これこれ、この景色を観たかったんだよ
そこから旧火口へ降り
次のピーク高岳西峰を踏み
さらに中岳へと進む
そこからの景色はまさに火山
岩しかなく、硫黄の匂いが漂う
映画にでも出てきそうな異世界の景色だった
さらに近くから火口を覗きたかったが
噴火レベルによる立ち入り規制で
この先は歩けなかった
そこからは仙酔峡に向かって降った
薄曇りの空の下
九州のもう一つの百名山を歩くことができた
異形の山を楽しめたし
いちばん見たかった山肌を染めるミヤマキリシマも楽しめた
そして手術後初めての百名山
あたりまえに歩けたことにも満足だった
これからの退職後の百名山巡りの
いい足試しになったと思う
さぁ来月も天気のいい日を選んで
少しずつ百名山を歩きたいと思います
あきひこ