今回の山歩きでは
北沢峠の「こもれび山荘」という山小屋を起点に
二日間でふたつの百名山を歩いた
そこで「こもれび山荘」の詳細を記録しておく
こもれび山荘へのアクセスは
伊那市の「仙流荘」という旅館からの南アルプス林道バスに乗り
約50分 「北沢峠(終点)」で降りる
この道は一般車両は通行禁止
時刻表はあるが適当な人数集まれば臨時便というバスも出る
バス代金は片道1,150円+手荷物代金220円
バスの終点北沢峠で降りた目の前がこもれび山荘
屋外には4つのテーブルとベンチが備えられてて
誰でも座ってゆっくりできる
玄関横には自販機があり
350mlの一番搾りが500円だった
入口の二重の扉から中に入ると
左手に売店を兼ねた受付
正面から右手に談話室兼食堂が続き
奥のテーブルの両側に二段のベッドスペースが並ぶ
自分らは一階の下側のスペースで休んだが
二階にも同様のベッドスペースもあるように思う
一階の一番奥には
洗面所・水洗トイレ(男性小2、男性個室2、女性個室2)・更衣室
屋外に乾燥室もあったが
一日目に中まで濡れた靴を一晩干したが乾かなかった
風呂やシャワーはない
受付の奥には厨房があり総勢4人が動いてた
水はどの蛇口からの物でも飲めると言われるが
屋外の蛇口からの水には少量の砂粒が混じっていた
屋内厨房前にわざわざ「飲水用」と書かれた蛇口がある
そこにはガス湯沸かし器もありお湯も頂けた
夕食時間は夕方5時から
朝食時間は朝4時・4時半・5時と選べた
山小屋にしては立派で美味しい食事だが
バスで来れることを考えれば納得できる
飲み物は 生ビール・缶ビール・焼酎・日本酒・ワイン
など好きなものを買える
お茶・水は無料
翌日の弁当も注文でき 夕食後に配られていた
弁当はおいなりさん4つと卵焼きひときれで1,000円
売店ではパン・クッキーなどの間食・おつまみ・バッヂ・Tシャツ・手拭いなど
談話室にはテレビモニターがありDVDも見れる
山の本も置いてあった
ベッドスペースは一人一畳くらい
枕付きのマット一枚と毛布一枚だった
自分らはインナーシュラフを使用した
隣との仕切りはカーテン一枚
枕元には電灯がついており自分で点灯消灯可能
真夜中でも完全には消灯せずトイレなどには灯りがついてた
携帯は圏外
200mくらい歩けばauとsoftbankは通じる場所もあるらしい
docomoは通じないとのこと
そんな感じの山小屋で
一泊二食付きで12,000円
自分らは前泊と当日の二日間泊まったが
脚に自信のある方は仙流荘始発5:30で北沢峠に入り
16:00北沢峠発の最終バスで仙流荘に降ることも可能
北沢峠辺りにはこもれび山荘のほかにも
「南アルプス市長衛小屋」(テント泊可)
「南アルプス大平山荘」
ちょっと仙水峠方面に登って「仙水小屋」
仙丈ケ岳下には「仙丈小屋」「馬の背ヒュッテ」
などいろいろ選べる
以上 こもれび山荘の情報をまとめてみた
どなたかの参考になれば
あきひこ