百名山もそうだけど
国内の世界遺産くらいは廻りたいなぁ
なんて思ってる
広島には原爆ドームと厳島神社
という2つの世界遺産があるが
隣県の島根県にも世界遺産があった
それが石見銀山
2007年に世界遺産に登録されたが
隣県なのに未訪のままだった
先日の三瓶山に向かった時
「石見銀山」の看板を見つけ
ふと行ってみたくなった
銀の鉱石を掘削する洞窟(間歩:まぶ)から
搬出する街道および港町まで
すべてを世界遺産として指定されたもの
3連休の終わった平日に車で訪問した
連休中はにぎわったかもしれないが
平日は人通り少なく閑散
まず代表的な洞窟龍源寺間歩に向かう
前日の三瓶登山の後遺症か
ダラダラな歩道の緩い登りがシンドイ
そばを電動自転車や電気自動車が通っていき
いいなぁ、と思う
30分くらい歩いて坑道の入り口に到着
二人で1000円の入場料を払い
入り口のベンチで案内パンフレットを読み
坑道内に入る
入った途端いきなり涼しい
坑道内は気温13℃
洞窟の高さは170cmくらいで
頭をぶつけないよう屈みながら進む
ときどき横に伸びる洞窟も開いてて
鉱石を採掘した跡らしい
洞内から湧き出る水処理のための洞窟も見られた
そんな間歩内を歩いて20分くらいで
もう一方の出口に出た
元来た道へと降ってると
坑道の安全を守る神様をまつった神社が現れる
室町時代に建てられたもの?で
立派なお社が建っている
お参りしさらに歩く
元来た道に合流し
途中のお店で昼食に
うどんと草団子を頂く
食後はさらに歩く
道筋の家はすべて
こんな木造の古民家ばかり
通りに面した造りはこんなでも
中はカフェだったり
銀細工を創っている工房だったり
銀行だったり
ちゃんと観光地だし
地域に根差して営業しているお店ばかり
ときどきリフォーム中の家もあるが
やはり同じような色合いと作りで
街並みを乱さないよう配慮されている
羅漢寺の五百羅漢もお参りしたが
「NO PHOTO」の看板で
撮影は断念した
そんな石見銀山の訪問
自分らの歩いた道はほんの一部でしかなく
街並みはずっと海まで続く
いつかまた古民家の並ぶ街を歩いてみたい
あきひこ